田沼意知と誰袖の関係の史実とネタバレとは?

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大河ドラマ「べらぼう」

横浜流星さん主演NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の田沼意知(たぬまおきとも)と誰袖(たがそで)の関係が気になる展開です。

田沼意知と誰袖と史実や今後のネタバレを紹介していきます!

べらぼう田沼意知と誰袖とは?

大河ドラマ「べらぼう」とは?

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、江戸時代中期から後期を舞台に、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き 時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物 “蔦重”こと蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)の波乱万丈の生涯を描いた笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマです。

吉原で本屋を営んでいた蔦重ですが、ついに日本橋に進出することに!

蔦重のその後の活躍も気になるところですが、並行して描かれている江戸幕府の田沼家についても気がかりですよね~。

田沼意知と誰袖とは?

老中・田沼意次(渡辺謙)が政治の中心にいますが、その息子が今回ご紹介する田沼意知(宮沢氷魚)です。

“意次の後継者”にして、“悲劇のプリンス”
田沼意次(渡辺 謙)の嫡男。田沼権勢の象徴として、若くして意知は若年寄に昇進、異例の出世をとげる。意次が着々と実行してきた改革を、より推進し、政治的手腕を発揮、蝦夷開発にも積極的に携わっていく。
また、江戸の町を度々見聞するなど好奇心旺盛な一面も持つ。父・意次の正統な後継者と思われていた矢先、江戸城内で予期せぬ事件に巻き込まれてしまう…。

引用元:公式サイト

そんな意知が吉原で出会った花魁が誰袖(福原遥)です。

“疑惑の金”で身請けされた、蔦重を慕う当代一の花魁(おいらん)
吉原の新興勢力・大文字屋の女郎。禿(かむろ)上がりの振袖新造(ふりそでしんぞう)の時には「かをり」と名乗り、蔦屋重三郎(横浜流星)に一方的な恋心を抱いていたが、その想(おも)いはやがて…。そして成長し、吉原を代表する花魁となる。
その後、老中・田沼意次(渡辺 謙)の“懐刀”ともいえる勘定組頭を務めていた幕臣・土山宗次郎に莫大な金額で身請けされ、江戸中にその名を広めることとなる。しかし、その金の出どころについてある疑惑が生まれ、やがて吉原と江戸幕府、そして蔦重と誰袖の人生を揺るがす大事件へと発展していく…。

引用元:公式サイト

当初、意知は蝦夷地を手に入れるために、松前家を陥れようと画策。

誰袖は琥珀の密貿易を松前家に行わせてその領地を取り上げればよいと助言し、意知もその考えに乗ることに。

誰袖は隠密のような役割を担い、松前家の家老・松前廣年 (ひょうろく)に近づいていきます。

誰袖はいつか身請けをして欲しいと願い出ると、意知もまんざらではない様子。

まだまだ二人は恋愛関係にはなっていないようですが果たして今後どうなっていくのでしょうか?

以降で気になる、意知と誰袖のその後をNHK公式ガイドブックからネタバレ紹介していきます。

知りたくない方は閲覧ご注意ください。

田沼意知と誰袖の関係のその後のネタバレとは?

男女の仲にならない田沼意知と誰袖の関係に変化が

意知と誰袖の行動が功を奏したのか、松前家はロシアから琥珀を密貿易を行い、それが大文字屋(伊藤淳史)のもとに届けられます。

こうして一気に田沼一派は、松前家の悪事を明らかにして、領地を取り上げる上地をしようと動き出すことに。

ある日、大文字屋にやってきた意知。

誰袖と出会ってから一年半たつものの、二人は男女の仲になるのを避けてきました。

その真意を誰袖に語る意知。

「好いた女に何をさせておるのだと、私は己を責めるよりほかなくなる。いっそ蝦夷などやめればと思うようになるかもしれぬ。しかし蝦夷の件もやり遂げなければならない」

そう言って詫びる意知に誰袖は言います。

「ではお許ししんすゆえ、ちょいとわっちの袖のもとで死んでみなせんか」

そして自分の膝を枕に、意知を横にならせました。

意知は誰袖の柔らかな頬に触れ二人は男女の仲になった様子。

土山宗次郎の名前で身請け

天命4年(1784年)、松前家の当主・道廣(えなりかずき)と廣年は一橋治済(生田斗真)のもとを訪れ、幕府の上地を取りやめてほしいと懇願。

治済は田沼の企てを知り「不快だと」つぶやき、何やら新たな動きを見せたのです。

そんなとき田沼家に佐野政豊、政言(矢本悠馬)親子がやってきました。

ボケ始めている政豊はかつて息子が田沼に渡した系図を返せと迫ったのです。

しかしその系図は以前意次が池に捨ててしまいもうありません。

意知は慈悲を求める佐野家に対し、政言を将軍の狩りに同行する機会を与えました。

ところが政言はその場でミスをしてしまいます。

そのミスのきっかけとなったのは、意知の仕業だと一人の武士がいました。

このころから、政言は意知に対して疑念を抱き始めてしまうのです。

一方、意知はこの頃発生していた米の値上げ問題が一段落つき、誰袖を勘定方の土山宗次郎(栁俊太郎)の名前で身請けすることを決意します。

表向きは誰袖は土山の妾ということになるが、互いに想い合う二人はこれで心おきなく会えるように。

田沼意知がまさかの暗殺で死亡

しかし、佐野政言のほうでは悪いことが起こっていました。

徳川家から賜った庭の桜が今年は花をつけていません。

そこに再び謎の武士がやってきて、田沼が神社に寄進した桜が満開だと告げたのです。

その桜とは佐野家が以前田沼に贈ったもの。

それを神社に寄進したと知り傷つく政言。

さらに父と自らの悲惨な状況と、田沼親子の活躍の姿を比較してしまい思わず涙を流します。

その悲しみが怒りに変わった政言は、父の錆びた刀を研ぎ始めたのです。

そして後日、江戸城内で政言に意知が切り付けられてしまい亡くなってしまうのでした。

訃報を知った誰袖は蔦重に対して「仇を討っておくんなんし!」とすがることしかできません。

凶行に及んだ政言は牢で自害して果てます。

その後土山の屋敷で、名目上は土山の妾としてくらす誰袖は佐野家に対して呪いをかけようとしていました。

「仇を討ちおそばにいくでありんす。二人で彼岸の桜を楽しみんす・・・」

狂人のような誰袖の姿をみて蔦重はやり切れない思いになるのでした。

田沼意知と誰袖の史実とは?本当に恋愛関係にあった?

身請け

ここで史実の誰袖と田沼意知についても紹介します。

誰袖は、史実でも存在していた花魁です。

吉原の案内本「吉原細見』などにもその名前は書かれており、吉原の大文字屋市兵衛(伊藤淳史)の妓楼で、最高位の「呼び出しの花魁」になった女性。

史実では幕臣の土山宗次郎に身請けされたとされています。

その金額は1200両で、現在の価値で6000万円~1億円ほどと言われていますね。

田沼意知と誰袖の恋愛関係は本当にあった?

ドラマ内で田沼意知との恋が描かれますが、これは「べらぼう」内での創作となります。本当に恋愛

土山の誰袖の身請けは当時大いに話題になりましたが、誰袖との生活は長くは続きませんでした。

将軍・徳川家治(眞島秀和)が亡くなったことで、天明6年(1786)8月、老中の田沼意次が失脚。

勘定組頭だった宗次郎は翌年(1787年)12月5日には斬首されてしまうのです。

その理由は500両の横領で、その金から誰袖を身請けしたのではと疑惑を持たれてしまったからでした。

その後の誰袖がどうなったかは調べてみましたがよくわかりませんでした。

暗殺は実話?

続いて史実の田沼意知についてです。

ドラマでは佐野政言に城中で殺されてしまいましたが、これは史実の出来事です。

天明4年(1784)3月24日、江戸城から他の若年寄らと退出しようとした意知。

佐野政言に突然斬りつけられてしまい、その時に負った深手の傷がもととなり、4月2日命を落とします。36歳という若さでした。

政言が起こしたこの事件の原因については賄賂に絡む私憤からの衝動的な行動とする説などがありますが、幕府の取調べでは「政言の乱心によるもの」と結論付けられたそうです。

まとめ

今回は「べらぼう」の田沼意知と誰袖の関係についてネタバレ紹介しました。

ドラマ内ではこの後、二人はいい関係となりますが、表面上は土山の妾になることに。

しかし意知は佐野政言によって城内で殺されてしまいます。

「べらぼう」の中盤は宮沢氷魚さん演じる田沼意知がもう一人の主役と言ってもよいほどの活躍を見せてくれることになりそうです!

 

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