朝ドラ「あんぱん」は過酷な戦争の時代が描かれていますが、崇が中国の戦地で再会した同級生の田川岩男(たがわいわお)は中国人の男の子・りん(リン)と仲良く交流していますが、結末のネタバレは衝撃?
「あんぱん」でりんと岩男の衝撃のネタバレをご紹介します。
【あんぱん】りんと岩男とは?中国の戦地で出会う!
朝ドラ「あんぱん」の田川岩男とは?
たかしが所属の小倉連隊が中国・福建省に行き、そこで過酷な状況に陥ることが12週で描かれます。
たかしが中国のやってきた11週のラストで再会したのが、田川岩男です。
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岩男とは、御免与町に東京から引っ越してきた崇から毎日お昼のお弁当を奪って食べていた男の子の1人。
ヒロインののぶに制裁を加えられていましたが(^^;
崇と再会した岩男は当時のことを懐かしそうに話していました。
また、岩男といえば・・・蘭子に恋をして悲惨な失恋をしたシーンが話題に。
あんぱんの後番組の「あさイチ」では岩男を演じている濱尾ノリタカさんのビジュアルが博多華丸・大吉と似ていることから、岩男の話題になり、SNSでも多くの反響が。
気付けば「俺たちの岩男」なるハッシュタグが登場し、人気キャラクターになっていました。
そんな人気キャラの岩男の待望の再登場。
岩男は、すでに崇たちよりも先に中国にやってきていました。
りんとは?岩男と仲良く交流してる?
そんな岩男が中国で仲良くしている中国人の少年・男の子がりん(リン)です。
🏃♀️#来週のあんぱんは?🖌
第12週「逆転しない正義」
⚠️ネタバレ注意⚠️
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— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) June 15, 2025
りん役を演じているのは、子役の渋谷そらじくんです。
以下の記事で渋谷そらじくんについて詳しく、ご紹介しています。
実は、岩男と中国の男の子のりんですが、後に、衝撃の展開を迎えます。
以降では、重要なネタバレをご紹介していきます。知りたくない人は閲覧注意です。
りんと岩男の衝撃のネタバレ結末とは?【閲覧注意】
中国では、崇は絵の才能を買われて、宣撫班の任務を命じられます。
宣撫班とは、中国の地元民に医療や娯楽を提供して占領に協力させる仕事でした。
崇は宣撫班として、健太郎に手伝ってもらい、紙芝居を書き上げて、地元民にも好評となりました。
紙芝居には、仲良くしている岩男とりんの様子も描かれていました。
そんな中、1945年の春。日本の戦況は厳しくなります。
そして敵の攻撃によって食糧の補給路が絶たれてしまい、崇たちは空腹との戦いが始まります。
それまで食いしん坊ぶりが話題になっていた、崇の同級生のコン太こと康太と一緒にいるとき、空腹に耐えきれなくなった康太が、中国人の民家に押し入って老婆を銃で脅して食べ物をよこせと言います。
もちろん崇と一緒にいた神野が止めますが・・・なんとその老婆は、最後の食糧を3人に与えてくれ、3人は泣きながらその食料を食べるのでした。
りんと岩男の衝撃のネタバレ結末とは?
一方、そんな過酷な体験をしていた崇が駐屯地に戻ると・・・岩男が仲が良かったはずのりんに銃で撃たれていました。
一体なぜなのでしょうか?
実はりんにとって岩男は親の仇だったのでした。
りんは親の復讐のために、岩男と仲良くしていたのでした。
しかし・・・一緒に過ごすうちに、岩男のことをどんどん好きになってしまっていたと話すりん。
岩男は「りん・・・ようやった。これで、えいがや・・・」と言い、息を引き取るのでした。
岩男はりんを庇うような言葉をかけて、死亡するのでした。
岩男は仲が良かった男の子に殺されてしまう衝撃のラストでした。
りんと岩男のエピソードはやなせたかしの実話?
やなせたかしさんも中国で過酷な経験
北村匠海さん演じる柳井崇のモデルは、あんぱんまんの作者のやなせたかしさんです。
やなせたかしさんも崇と同様に、出征して中国の福建省に行き、紙芝居を作って現地の通訳と一緒に近所の村を回ったりしていたそうです。
また暗号班だったたかしは、本部から離れていて、陣地は芋畑だったので、仕事といえば、攻撃に備えた穴掘りくらいだったとのことです。
しかしその後、船に乗り上海に向かうことに。そこで弾丸が飛んできたりと、危ない目に遭います。たかしさんの目の前で何人もの兵士が亡くなったそうです。
また無事に上海に到着したたかしさんですが、来るべき「上海決戦」に備えてとにかく食糧を節約しろという上官からの命令で、たかしさんたちは朝晩2回、おかゆをすするという粗末な食事で我慢していて「空腹が辛い」体験をしていたそうです。
このように、空腹で苦しい朝ドラ「あんぱん」での状況は実話でしたが、村の民家を襲撃した事件は、ドラマオリジナルだと思われます。
りんと岩男のエピソードはやなせたかしの実話?
また「あんぱん」で起きた、中国人の少年・りんと岩男のようなエピソードは、やなせたかしさんが見た実話なのでしょうか?
やなせたかしさんが、このような体験を著書や取材などで話しているものは見つかりませんでした。
終戦後の半年間、中国で帰国の船が出るのを待っていたそうですが、たかしさんの部隊は現地の建物にそのままとどまっていました。
中国大陸では、戦後の反日感情の高まりにさらされて過酷な戦後を送った日本人たちも少なくありませんでした。
しかしたかしさんがいた場所では、日本軍と中国人の関係は比較的良好だったとのこと。捕虜として収容所に入れられるなどはなく、のんびり日々が過ぎて行ったそうです。
なので、もしかしたら中国のどこかで、岩男とりんのような境遇の日本人、中国人がいたかもしれませんが、やなせたかしさんの周囲で起こった実話ではないようです。
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