【最後から二番目の恋】一条さん役は織本順吉!亡くなった俳優は誰?

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2025春ドラマ

小泉今日子さん、中井貴一さんW主演のフジテレビ月9ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」で前作に出演されていた、石田ひかりさん演じる早田律子の娘の一条さん役(いちじょうさん)役のキャストは織本順吉さんですが、すでに亡くなった俳優さんですが、遺影の写真で登場したことが話題に。

「最後から二番目の恋」の一条さん役の俳優さんのプロフィールや出演作品をご紹介します。

【最後から二番目の恋】一条さん役は誰?俳優の織本順吉は既に亡くなっていた

俳優の織本順吉は既に亡くなっていた

ドラマ「最後から二番目の恋」で最初のシーズンから出演していた、中井貴一さん演じる長倉和平を語るときには欠かすことのできないキャラクター・一条さん役の俳優は織本順吉さんです。

織本順吉さんは昭和2年(1927)年生まれで、様々な映画・ドラマにバイプレーヤーとして多数出演。

2019年に老衰でお亡くなりになり、享年92歳でした。

続編でも見れるのかな?と思っていて、楽しみにしていた人も多いと思いますが、残念ですね。

生涯で出演した作品は2000本以上と言われています。

プロフィールと経歴

幼いころに両親を亡くし、18歳で横浜の電器会社に勤務した織本順吉さん。

戦争を経験されており、工場に宿直した晩に空襲にあったことをNHKの番組で語られていたこともありました。

焼夷弾が落ちて猛然と燃え上がり、唯一の交通手段だった自転車だけ担いで田んぼに逃げたそうです。

終戦後1949年に新協劇団へ入団し、舞台「破戒」で俳優として初舞台を踏むことに。

NHKがテレビ放映を開始した直後、「ビルマの竪琴」に水島上等兵役で出演。

その後はやくざ役、父親役、教師役など様々な作品で味のある演技を見せてくれました。

深作欣二監督作品の常連でもある織本順吉さん!

個人的には、年を重ねてからのおじいちゃん役などが印象的ですね。

役者としての最大の信条は「台本は現場に持ち込まないこと」だったそう。

亡くなる直前まで精力的な活動をみせ、90歳を超えてからも出演を続け、生涯現役を貫いた俳優さんです。

そんな織本順吉さんの晩年を、娘さんがカメラで収めたドキュメンタリー映画が先日まで様々な映画館で公開されていました。

以降で、気になる織本順吉さんの出演作品をご紹介します!

織本順吉の出演作品は?

映画
『人間の條件』
『仁義なき戦い』
ゴジラ
BALLAD 名もなき恋のうた

テレビドラマ
連続テレビ小説『澪つくし』『わかば』
『修羅を旅して』
『蝉しぐれ』
『キルトの家』
『まんまこと』
大河ドラマ 新・平家物語 徳川家康
いのち 春日局 炎立つ 秀吉

天皇の料理番
3年B組金八先生
週末婚
Nのために

コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命
風のガーデン
最後から二番目の恋

相棒
やすらぎの郷

上記はほんの一部で、90歳を超えるまで様々な作品に出演されています。

NHK大河ドラマには6作品に出演!

朝ドラ、連続テレビ小説には沢口靖子さん主演の「澪つくし」に川野太郎さん演じる惣吉の後見人・船村役を演じました。

この作品で織本順吉さんの知名度はかなり高まったのだと思います。

同じく朝ドラ「わかば」では、原田夏希さん演じる主人公の優しい祖父を好演。

民放ドラマでは、TBS「週末婚」で、永作博美さん、松下由樹さん姉妹の父親を演じていたのが個人的には思い出されます。

榮倉奈々さん、窪田正孝さん主演の「Nのために」では榮倉奈々さんが東京に住み始めた古びたアパートの気のいい大家さん役が印象的ですね!

相棒シリーズには、別の役どころで2つのストーリーに出演!

2008年放送の還流では、津川雅彦さん演じる瀬戸内米蔵の師匠のような存在役で登場。

2015年放送の「ファンタスマゴリ」では、裏の世界のフィクサー譜久村役で、若き愛人を殺害するかなりの悪役でしたね。

遺作は、NHKのドキュメンタリー『老いてなお花となる』という作品でした。

そんな盟友・織本順吉さんが「最後から二番目の恋」シリーズにも出演していました。

以降でその役どころをご紹介します。

一条さんとは?石田ひかりの父親役で続・続・最後から二番目の恋で遺影の写真で登場が話題!

ドラマ「最後から二番目の恋」とは?

「最後から二番目の恋」は、古都・鎌倉を舞台に、小泉今日子さん演じるテレビ局プロデューサーの主人公・吉野千秋と、中井演じる鎌倉市役所で働く公務員・長倉和平の恋を描いたロマンチック&ホームコメディです。

2012年1月に第1期の連続ドラマが放送され、2014年に、第2期となる『続・最後から二番目の恋』が放送!

そして11年ぶりに「続・続・最後から二番目の恋」が2025年4月14日からスタートしたんですよね。

多くの登場人物たちが、過去シリーズから継続して登場し話題に。

長らく芸能界から遠ざかっていた坂口憲二さん演じる病気を抱える真平も元気に登場しているのも個人的に嬉しかったです!

一条さんとは?石田ひかりの父親役で遊び人のおじいちゃん?

そんな「最後から二番目の恋」シリーズで、織本順吉さんが演じていたのは一条さんというおじいちゃんです。

中井貴一さん演じる長倉和平が務める鎌倉市役所に、度々電話してくるいわゆるクレーマー!

しかし和平とは気が合うようで、度々呼び出しては世間話やエロい話をして楽しんでいると言う役どころ。

最初のシーズンで、和平が金太郎こと知美(佐津川愛美)と母親(美保純)の2人とお見合いをすることになる騒動を引き起こした人物です。

恐妻家で娘もいるのですが、その目を盗んでエロ本を読んだり、キャバクラに行ったりとか(;^_^A

若い女性を両脇に歩いている一条さん。エロいおじいちゃんで、そんな一条さんにカタブツの和平が振り回されているのが面白かったんですね。

続・続・最後から二番目の恋で遺影の写真で登場が話題!

このドラマの人気のキャラの一人だったのですが、2025年放送の今作には織本順吉さんが亡くなっているので、ドラマ放送前にはキャストの紹介はありませんでした。

代役など立てずに放送されるのかなと思っていたのですが、第1話になんと一条さんが写真で登場!

一条さんはすでに亡くなっていたのですが、なんと遺品として和平あてにエロ本を残してくれていたのです笑

そして今作には、一条さんの娘役・早田律子として石田ひかりさんも出演していますね。

第1話から父親のエロ本を見つけて呆れていましたが(;^_^A

そんな一条さんの娘が、和平といい関係になっていくのか?

今作の見どころの一つかもしれませんよね!

織本順吉はドラマ「最後から二番目の恋」が好きだった?

先ほどご紹介した、娘さんがカメラで収めたドキュメンタリー映画『うしろから撮るな 俳優織本順吉の人生』公開の際の中井貴一さんのコメントにドラマ「最後から二番目の恋」への思いが語られていました。

以下、コメントです。

 幼少の頃、父(佐田啓二)を亡くした私にとって、同世代の俳優である織本さんとお話しできるのは、至福の時。映画全盛期の現場話を良く聞かせていただきました。晩年の織本さんとは、テレビ・ドラマ「風のガーデン」「最後から二番目の恋」でご一緒させていただきました。80代後半にもかかわらず、ロケ現場の待ち時間には椅子に座らず、立ったまま、自分の出番を待たれていたことが印象的でした。「中井さん、僕はね、このドラマ(最後から二番目の恋)が大好きなんだ。人が人を憎んだり、暴力をふるったりしないこのドラマがね。このドラマが続く以上、ズッーと出続けたいんだ。よろしくね」と笑顔でおっしゃってくださいました。その心根が、まさに織本順吉。さぁ、稀代の名脇役、織本順吉、最後の主演映画。多くの方に観ていただきましょう。

引用元:公式サイト

「中井さん、僕はね、このドラマ(最後から二番目の恋)が大好きなんだ。人が人を憎んだり、暴力をふるったりしないこのドラマがね。このドラマが続く以上、ズッーと出続けたいんだ。よろしくね」

「人が人を憎んだり、暴力をふるったりしない」から好きだと言うのも、織本順吉さんのお人柄がわかりますね。

ドラマのファンとしては、そんな思いで出演してくれていたんだと思うと、胸が熱くなります!

残念ながらお亡くなりになってしまいましたが、石田ひかりさんが娘役を演じることで、バトンが渡されて、一条さんがずっと居続けてくれている気がしますね。

 

まとめ

今回は「最後から二番目の恋」で一条さん役の織本順吉さんについて紹介しました。

映画「仁義なき戦い」、澪つくしやNのためになど様々なドラマ映画に出演している織本順吉さん。

92歳で亡くなるまで現役俳優を貫きました。

「最後から二番目の恋」では、すでに亡くなっている役どころで第1話に写真として登場!

今後も物語の中で、一条さんのエピソードが登場するかもしれないので期待したいところですね。

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